《6.管理人のつぶやき》 : 北米取材報告その1 | 投稿者 river-rat 投稿日時 2005-7-23 21:52:24 (1285 ヒット) | 7月14〜18日まで、アメリカ・カリフォルニア州北部のハンボルトにて、古い友人への訪問を兼ねると同時に、野外教育国際交流プログラム開発のための打ち合わせに行ってきました。 ハンボルト州立大学(カリフォルニア州アルケータ)には、YES(Youth Educational Services)と呼ばれる機関があり、学生はYESを通じて地域でのボランティア活動に参加することで、社会に出ていくのに必要な実践経験をつむことができます。大学キャンパス内にはYESの事務所があり、その事務所内には野外教育学NPOリープ(LEAP:Leadership Educational Adventure Program)があります。 リープは地域の子供たちをラフティングやロッククライミング、クロスカントリーなどのアウトドアにつれていくNPOで、今回の打ち合わせをしたメンバーは、1995年にリープに所属していたメンバーでした。私も95年組のひとりで、足立グリーンプロジェクトが行っているプログラムはリープのプログラムを色濃く反映させています。 かつて過激なアウトドアマンだったメンバーも、結婚して子供を持つもの、研究者の道にすすむもの、相変わらずのものなどなど、それぞれの道を模索している興味深い話を聞くことができました。
「近頃、気候がおかしい」 自然環境に敏感なメンバーが集まったため、やはり話題は近年の異常気象の話になりました。 サーファーのリードは、海水温の上昇が著しいといい、リバーガイドのティナは、通常冬に降る雨が6月に降った影響が川の水位に出ていると話しました。またワシントン大学でサケなど魚の調査をしているジョシュもプランクトン発生状況の変動など生態系の変動データをとっているという話をしていました。 東京ではヒートアイランドが深刻化しているという話をすると、世界中で起こっている異変がリンクし、しかも加速するのではと不安な気持ちになります。 国境を越え、同じ志を持つものがリンクし、持続可能な社会の構築を模索していければと思っています。
▽リンク:ハンボルト州立大学:Y.E.S ▽リンク:リープ
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