《3.環境、気になるニュース》 : 「太陽が地球を回る」小学4〜6年の4割回答 | 投稿者 river-rat 投稿日時 2004-9-29 15:22:46 (996 ヒット) | 国立天文台のアンケートによると、身の回りの天文現象への関心や知識が薄れている傾向が顕著に現れた。 「太陽は地球の周りを回っている」4割 「太陽の沈む方向がわからない」3割 というデータが1700名を対象にしたアンケートで明らかになった。小学校の指導要綱に盛り込まれていないとはいえ、テレビやゲームなどに時間が費やされ、身近な自然体験が失われていることが要因ではないかと専門家は指摘する。 コメント: 「植物に対しての意識がない人は、どれだけの種類があっても「緑」としか認識しないんです。例えば名前を覚えることで、植物との関係性が生まれるのですが、じっくりと時間を使って関係を作るということが、現代社会は難しくなっている用に思います」 知人の植物カメラマンが私に話してくれたことをふと思い出しました。 近頃、「関係性」という言葉をよく使います。ヒートアイランド現象などは、人間と自然との関係性が希薄になり、「個」を重視したライフスタイルが自然の調整能力を超えた現象と考えることもできるのではないでしょうか。 農家の方はいまでも植物の花の開花期や葉のつき具合で種のまき時を判断しています。それを「植物との対話」ととることもできますが、昔はみな自然との関係性を保っていました。今晩の食卓に上る野菜が季節のものなのかわからない私たちは、案外子供たちのことを笑っていられないかもしれません。
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