12月6日〜17日まで、アルゼンチン・ブエノスアイレスで気候変動枠組条約第10回締約国会議(COP10、コップテン)が開催されます。COPは「Conference of the Parties」の略称で、毎年1回開催される、気候変動枠組条約に関連する会議の根幹をなす最高意思決定会議です。今回のCOP10では、ロシアが11月に京都議定書を批准したことで、議定書が来年2月に発効する運びになったことを受け、温暖化防止の条約交渉がより加速していくものと思われます。主要なテーマとしては、排出量の国どうしのやりとりができる仕組みである「京都メカニズム」(排出量取引、共同実施、クリーン開発メカニズムの3つ)に関する詳細なルールづくりについての話し合いが予定されています。 ▽リンク:全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)ホームページ 第10回締約国会議に関わる動き ▽リンク:気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局ホームページ COP10ページ(英語)