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 《3.環境、気になるニュース》 : 産業部門の温室効果ガス、4分の1が排出企業特定できず
投稿者 miyashita 投稿日時 2004-11-26 16:46:38 (995 ヒット)       コメントする

 経済産業省などの推計によると、2002年度の産業部門での温室効果ガス排出分の4分の1に当たる1億2000万トン(二酸化炭素換算)が、排出した企業がどこなのか不明ということです。この「1億2000万トン」という量は2002年度の国内総排出量の約1割に当たるといいます。環境報告書など情報公開により排出量を公表している企業は、東証一部上場企業で見ると約1500社のうち約400社しかありません。経済産業省は近日中に、東証一部上場企業の温室効果ガス排出公表状況のデータをホームページに掲載するとのことです。

コメント: 産業界は政府が検討している温室効果ガス排出量報告義務づけに反対していますが、こうしたある種の「強制」「締め付け」がないと温室効果ガスの削減への道は程遠いのかもしれません。


 《3.環境、気になるニュース》 : 途上国を支援してかわりに「排出権」をもらう? 日本の大手企業35社が排出権共同購入のための基金を設立
投稿者 miyashita 投稿日時 2004-11-24 15:03:49 (927 ヒット)       コメントする

 来月12月1日に、トヨタ自動車など日本の大手企業35社が共同で「日本温暖化ガス削減基金」(JGRF)を設立します。これは、温室効果ガスの「排出権」を途上国からもらう仕組みを推進する基金です。この基金では、「クリーン開発メカニズム(CDM)」と呼ばれる仕組みを活用します。まず途上国で温暖化防止のための技術移転などのプロジェクトを行い、そこで得られた温室効果ガス削減効果(削減量)を計ります。そしてその削減分を「排出権」(他国で削減した分、あるいは他国と協力して削減した分を自国の削減分に計算できる、権利のようなもの)として受け取る、というのが基本的な仕組みです。CDMは、国内での自主的な削減によらずに温室効果ガスを削減できる仕組みのひとつとして、先進国が大いに活用したいと考えているものなのです。
 このように排出量(排出権)の国どうしのやりとりができる仕組みは「京都メカニズム」と呼ばれ、「排出量取引(ET)」「共同実施(JI)」「クリーン開発メカニズム(CDM)」の3つがあります。
▽リンク:環境省・京都メカニズム情報コーナー

コメント: 排出量の国どうしの取引、なんていう仕組みに「京都」という日本の美しい古都の名前がついているのは、残念ですね。「京都」メカニズムだけに最も活用した国は日本だった、なんてことにならないようにしたいものです。家庭も含めた国内対策にもっともっと取り組んでいくよう、声を上げていきましょう。


 《3.環境、気になるニュース》 : 京都議定書は来年2月16日に発効
投稿者 miyashita 投稿日時 2004-11-20 17:32:02 (1005 ヒット)       コメントする

 ロシアが11月18日、気候変動枠組条約・京都議定書の批准書を国連に寄託しました。これで京都議定書は11月18日(寄託の日)から90日後の2005年2月16日に発効することになったようです。これで日本の温暖化対策も今後どんどんと出されていくことと思いますが、果たして実効性ある対策が出てくるのでしょうか。
 昨年2003年度の日本の温室効果ガス排出量は、1990年比で8.0%増(速報値・環境省算定)となった模様。日本の2008年〜2012年の第一約束期間(5年間)における温室効果ガスの削減数値目標は、1990年比6%削減です。状況は差し迫ってます。
▽リンク:環境省中央環境審議会地球環境部会第24回会合 議事次第・資料
※資料2「2003年度(平成15年度)の温室効果ガス排出量速報値(環境省算定値)について」(PDFファイル)をご覧ください。


 《3.環境、気になるニュース》 : 雑木林保全のためのミニ公募債「清瀬みどり債」を清瀬市が発行予定
投稿者 miyashita 投稿日時 2004-11-20 15:07:36 (1067 ヒット)       コメントする

 来月12月28日より、清瀬市が市内にある2箇所の雑木林保全(購入)を目的とした住民参加型ミニ市場公募債(ミニ公募債)「清瀬みどり債」の発行を予定しています。ミニ公募債は、資金の使用目的を特定して地域住民が購入する債権で、今回の「清瀬みどり債」は清瀬市内の下清戸道東緑地、神山緑地(計2,772m2)を市が購入し、保全する目的で発行するとのこと。「財政が逼迫しているときにまた借金をするのか」「高い利息を払えるような状況なの?」「いや市民のお金を借りてでも市はかけがえのない自然を守っていくべきだ」など地元では賛否両論あるようですが、今後の状況を見守っていきたいと思います。
▽リンク:清瀬みどり債(清瀬市ホームページより)


 《3.環境、気になるニュース》 : 今年の夏は電気をよく使いましたか? 今年8月の使用電力は大幅増
投稿者 miyashita 投稿日時 2004-11-19 19:44:20 (941 ヒット)       コメントする

 資源エネルギー庁は10月21日付けで、平成16年8月分の総需要電力量速報値を発表しました。
 それによると、平成16年8月の総需要電力量は956億kwhで前年同月比9.6%増、このうち一般家庭で使用された電力量は257億kwhで、同じく前年同月比で13.4%もの増加となりました。猛暑の影響がことのほか大きかったようです。
▽リンク:経済産業省報道発表資料

コメント: エコプチにいらっしゃるみなさんがこの夏しきりに言っていたことは、「畑に来てれば家でクーラーを使わなくてすむ。畑では風も通るし、屋根の下に入ればより涼しいよ」でした。一般の都市住民の生活とは違い、エコプチのエコボランティアのみなさんは、電力を無駄に使いすぎない暮らしを実践できていたんですね(^_^)


 《3.環境、気になるニュース》 : 白熊もくま(困)った−北極圏の気温7度上昇?
投稿者 river-rat 投稿日時 2004-11-17 10:18:56 (1020 ヒット)       コメントする

米国やノルウェーなど8カ国、約250人の科学者チームの発表によると、北極圏で今世紀末までに平均気温が7度上昇が予測され、ホッキョクグマやアザラシの絶滅や、大幅な海面上昇など劇的な影響をもたらすとする調査報告書をまとめた。
コメント:
今夏の台風などの影響で熊が市街地に出没するニュースは記憶に新しいが、今度はホッキョクグマ絶滅というショッキングな報告書が発表された。温暖化が進行すると赤道付近はさほど変わらないが極地に近づくほど気温の上昇は著しいという。温暖化がもたらす影響は我々の想像をはるかに超えて甚大なものであり、年を追うごとに深刻なニュースが飛び込んでくる。
ホッキョクグマやアザラシや海鳥達が絶滅した2100年はいったいどんな世界なのだろうか。まだ遠い未来のために、今を生きる私たちにできることはなんなのだろうか?タイトルのさぶいギャグで涼もうとしている自分が情けない・・・。


 《3.環境、気になるニュース》 : 来年のスギ花粉は今年の10倍!?
投稿者 river-rat 投稿日時 2004-11-7 23:07:11 (1038 ヒット)       コメントする

 今年の猛暑の影響で、来春のスギとヒノキの花粉飛散量が平均の2倍を超えるとする予測を、NPO法人花粉情報協会がまとめた。飛散量が少なかった今春の10−15倍になる都市が多い。
コメント:
 今年の猛暑のせいで来春はスギ花粉がフィーバーのようです。私は重度の花粉症で花粉がひどいと熱を出してしまいます。しかし今春はほとんど症状も出ず、ひさしぶりに春を謳歌しました。それだけにこの予報にはがっかりです。来春はメガネにマスクに鼻うがいの毎日が続きそうです。
▽リンク:全国花粉情報■花粉いんふぉ



 《3.環境、気になるニュース》 : ブナ・ミズナラの実が結ばない−林野庁が緊急調査結果を発表
投稿者 miyashita 投稿日時 2004-11-5 21:42:39 (989 ヒット)       コメントする

 林野庁は、日本海側の各県でクマの目撃情報や人への危害が相次いでいることを受け、32府県・166地区の森林保護担当部局や森林組合職員などに対して緊急アンケート調査を行った。
 11月4日に発表された調査結果によると、ブナの結実は日本海側地域の約9割の地区で凶作、逆に太平洋側地域では凶作が約3割、平年並みが約4割。ミズナラについては日本海側地域の約8割、北陸3県では約9割の地区で凶作となり、太平洋側地域では凶作は約1割とのこと。
 原因は、台風による被害が最も顕著。また、日本海側地域ではブナ又はミズナラが凶作となった地区の9割強、北陸3県では全ての地区でクマの目撃件数が増加しているという。
▽リンク:林野庁「ブナ等の結実状況に関する緊急調査」(PDFファイル)


 《3.環境、気になるニュース》 : 環境税-月250円は高い?安い?
投稿者 river-rat 投稿日時 2004-11-5 16:59:48 (994 ヒット)       コメントする

環境省は5日、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の削減のため、化石燃料中の炭素1トン当たり2400円を課税する環境税案を発表した。二酸化炭素排出の少ないエネルギーへの転換や省エネ促進を狙いとするこの案は、1世帯平均に換算すると月額約250円の負担になる。
▽リンク:環境省環境税の具体案(PDF)


 《3.環境、気になるニュース》 : 災害ゴミの処理額100億円以上
投稿者 river-rat 投稿日時 2004-10-27 7:54:00 (1114 ヒット)       コメントする

環境省の調べによると、災害に伴い発生した平成16年度のごみの処理経費は、10月上旬の時点で100億円に達し、阪神大震災のあった年につぐ災害規模になっていることがわかった。同省では災害廃棄物処理事業費として地方自治体などに1/2を助成している。
コメント:
今年は猛暑、台風、地震と自然災害の多発するとしになってしまいました。すでに始まっている野菜の高騰も加えると、経済的損失はかなりの規模になることが予想されます。連日の雨でエコプチの冬野菜の育成もよくありません。日照不足が原因と考えられます。

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