今年の異常気象

投稿日時 2005-6-18 15:19:00
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


フランスやスペインなど欧州西部で水不足が深刻化し、市民の暮らしにも影響が出始めている。欧州は02年の洪水、03年の酷暑とここ数年「異常気象」が続いており、人々は「温暖化の影響か」と不安げな様子だ。
一方、日本国内も「異常」が見られている。
沖縄気象台によると、16日午後10時からの24時間雨量は那覇市(那覇空港周辺)で248ミリとなり、6月としての月間降雨量も、これまでの最高値719.6ミリ(1892年)を113年ぶりに更新した。
今後、梅雨前線が北上するので注目したい。
【コメント】
最近の気候は『極端』なことが多い。極端に暑かったり、極端に雨が少なかったり、極端に台風が来たり…。自然がもつ調整機能である弾力性が失われてきたのだろうか?
以前、四万十川を訪ねたとき、周辺の山が荒廃したため水位が安定できなくなり、渇水や増水を繰り返すうち生態系の破壊が深刻になりつつあるという話を聞いた。
自然界は様々な生命が係わりあって成り立っている。その絶妙なバランスは、一度崩れると元に戻すのは至難だ。
自然の恩恵をたくさん受けている私たちも、バランスに配慮した社会の実現に向けて一層の努力が求めたれている。



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