100年後の梅雨明けは8月!?

投稿日時 2006-7-18 20:06:56
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


気象研究所グループのコンピューター予測が明らかにした将来の梅雨明け予想によると、現在よりも約10日間遅れて8月にずれ込む可能性が高いそうだ。二酸化炭素の増加で地球温暖化が進むと、日本の梅雨は明けるのが遅れ、西日本の集中豪雨も激しくなるという。
ニュースソース:読売新聞ニュース >>> http://www.yomiuri.co.jp/

コメント
今年の梅雨明けは平年よりも遅くなるそうですが、まるでそれを先取りしたようなニュースですね。梅雨の長さが変われば、食物の育成状況も変わるでしょう。

ところで、先日ある大学の数学者から興味深い話を聞きました。地球温暖化は二酸化炭素の影響で進むよりも水蒸気の影響のほうがはるかに大きいというものです。

「暴走温室効果」と呼ばれるこの説は、二酸化炭素などよりもはるかに多く大気中に存在する温暖化ガス・水蒸気(水蒸気って温室効果ガスだったんですね)が、地球の気温を押し上げ、海水が蒸発してさらに水蒸気が増えるという悪循環です。ただ、水蒸気の影響を測るのはむずかしく、北極・南極などで冷やされた水蒸気がどう影響するかはよくわかっていないそうです。
「ほんとうはね、そもそも人間の活動によって二酸化炭素が増え温暖化したのか、温暖化した結果二酸化炭素が増えたのか、わかっていなんだ。過去にはいまよりもずっと暖かい時期もあったわけだしね。でも省エネを心がけたり、無駄を省く取り組みは、限られた資源を有効活用する上でも大切なんだけれどね」
最先端の情報を研究するだけでなく、自らも私生活で実践を行う氏の意見は非常に驚きでした。
梅雨明けが8月までずれ込むという減少が何を意味するのか。何が原因で、それに対して何ができるのか?
様々な情報に謙虚に耳を傾け、できることを考え、試行錯誤で実行していくことの大切さを痛感しました。



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