原発17基停止 電力15%不足

投稿日時 2003-3-28 8:46:34
トピック: 《2.GPニュース》


東京電力が発表した2003年の電力見通しによると、原子力発電所の停止により、今夏は電力の15%が不足するとの予測だ。17基の原子力発電所の停止により、950万キロワットの電子力が不足するため、冷房の温度を28度に設定するように求めるなど対応を呼びかけている。また原子力発電所のある自治体に対しては、10期程度の原発の早期稼動への協力を呼びかけている。

コメント
今夏の電力不足は、日本政府がすすめる原子力によるエネルギー政策を考えるうえで、大きな役割を果たすだろう。危険過ぎる核のゴミを出す原発がクリーンなエネルギーでないことは明白だ。また火力発電と比べて、地球温暖化への負荷が少ないと言うのも幻想である。
原発にたよった現在の社会のありかたそのものが、見なおされる時期に来ているのではないか?
24時間空いているコンビニや本屋がはたして本当に必要だろうか?
核廃棄物をうむ原発を稼動させても追い求める豊かさとはなんだろうか?
街角にこんなにたくさんの自動販売機が必要だろうか?
エネルギー問題について、今夏は考えてみたい。



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