クマ被害、全国で続々

投稿日時 2004-10-7 16:40:05
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


 この秋、ツキノワグマに人が襲われる被害が、全国で相次いでいる。9月末までに67人が重軽傷を負い、うち1人が死亡した。「台風でドングリが減った」「猛暑のため感覚が狂った」「天然林が回復し、クマの数が増えている」など、関係者はさまざまな説を唱えている。
コメント:
 数年前からこの時期になると三重県熊野にどんぐりを郵送している。サル・鹿・イノシシが畑や田んぼを荒らし、住民たちが困っているそうだ。杉やヒノキの植林で食べのものがなく、幼木を食い荒らした挙句、動物たちは仕方なく人里へやってくる。そこで都会の公園で拾ったどんぐりを山に撒いてもらい、どんぐりの木を育てようという狙いだ。台風や猛暑で食べ物がないクマたちの悲鳴のようで、ニュースを聞くたび心が痛む。



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