森をはぐくむ紙の缶、普及協会設立

投稿日時 2004-4-15 18:01:51
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


 金属缶に代わる紙製の「カートカン」を普及させようと、「森を育(はぐく)む紙製飲料容器普及協議会」が14日設立された。
 飲料メーカーや、製紙会社など計30社が参加、会長には「ポッカコーポレーション」の内藤由治社長が就任した。
 「カートカン」は英語「カートン」と「缶」を組み合わせた造語で、凸版印刷(東京)が1996年に開発した。紙の原料に国産の間伐材などを約30%使っており、飲料を飲み終わった後は、牛乳パックと同様にリサイクルできる。間伐材が活用され、林業者の採算が取れるようになると間伐が進み、山の荒廃防止につながると期待されている。地球温暖化の抑制にも一役買いそうだ。カートカンの価格は、数十万本単位ならば、金属缶より安くなるという。

コメント
森を育む缶とは、なんともスバラシイ。消費者が環境にやさしい商品を選らぶようになれば、企業も変わらざるを得ない。私たちの選択が大事なんですね。

※リンク:凸版印刷・カートカン



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