「ヒートアイランド現象緩和のための建築設計ガイドライン」を国交省が公表

投稿日時 2004-7-21 15:52:59
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


 国土交通省は7月16日、「ヒートアイランド対策大綱」(平成16年3月30日ヒートアイランド対策関係府省連絡会議決定)に基づいて、建築物の建築主等がヒートアイランド現象緩和のための自主的な取組を行うための設計ガイドラインを作成し、公表した。
 このガイドラインは、 ヒートアイランド現象緩和方策検討委員会(委員長:村上周三慶應義塾大学理工学部教授)のこれまでの調査検討を踏まえて設定された。内容は、ヒートアイランド現象の緩和への寄与が大で、かつその寄与度が客観的に評価可能な環境要素項目を、建築設計に当たって配慮すべき事項として取りまとめたもの。具体的には、(1)風通し、(2)日陰、(3)外構の地表面被覆(敷地内での緑地や水面等の確保)、(4)建築外装材料(日射反射率の高い屋根材の選定、および屋根面や外壁面の緑化)、(5)建築設備からの排熱(の抑制)、といった項目についての配慮事項が定められている。

▽<リンク>国土交通省プレスリリース:ヒートアイランド現象緩和のための建築設計ガイドラインの策定について(07/16)



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