国連評価報告書「絶滅速度、自然界の1000倍」

投稿日時 2005-2-9 19:26:09
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


 2月7日に発表された国連による世界初の地球規模の生態系評価報告書案によると、世界で生態系の劣化が進み、生物種の絶滅は通常の千倍の速度で進んでいる、と報告した。
 評価は「ミレニアム生態系アセスメント」と呼ばれ、五十年後の生態系のコンピューター予測も行い、「今の傾向が続けば2050年までに、残された草地や森林の20%が破壊され、この結果人間の生活自体が立ち行かなくなる」と警告している。
コメント
これまで「2100年にこうなる」という予測を数多く聞いたが、どうせ自分は生きていないと他人事のようなところがあったかもしれない。しかし2050年と言うとあと45年しかない。そんな短い期間に「人間の生活自体が立ち行かなくなる」と警告する当報告書の内容はとてもセンセーショナルだ。



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