オゾン層破壊ペース鈍化の報告

投稿日時 2003-8-1 16:03:32
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


皮膚がんや白内障の増加が心配されてきたオゾン層破壊のペースが、過去5年間に急速に鈍化したと、米アラバマ大と米航空宇宙局(NASA)の研究グループが29日、発表した。
 1987年にフロン類の排出規制を定めたモントリオール議定書を採択し、オゾン層保護対策を進めてきた取り組みが実を結んだ形。専門家は、オゾン層は有害な紫外線から生物を守る役割を果たしており、回復するまで継続した調査、監視が必要だとしている。

コメント
オゾンホールの大きくなるスピードが鈍ってきたのはよいことだ。しかし、オゾンホールが小さくなっているわけではない。依然としてオゾンホールは大きくなりつづけ、回復には40年から60年かかるといわれている。この季節は特に日焼けには気をつけたい。帽子・長袖のシャツ・日焼け止めクリームなどの対策を心がけたい。



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