冬が2週間も短縮?−米のヒートアイランド研究
投稿日時 2004-8-21 17:43:15 トピック: 《3.環境、気になるニュース》
| 8月7日米ボストン大の研究によると、米国東部の市街地で植物が葉を茂らせる期間は、郊外より約2週間も長く、ビルや舗装道路などの影響で都市部の気温が上がるヒートアイランド現象がその原因であることが判明した。米地球物理学連合の学会誌最新号に発表された。 同大は米航空宇宙局の地球観測衛星テラに搭載されたセンサーのデータを使い、米東部の市街地70カ所とその周辺部について、気温や植生の変化を分析。その結果市街地の気温が郊外よりも高いことや、植物の育成時期が長くなっていることがわかった。 “冬の短縮”ともいえるこうした影響は、ヒートアイランド現象が深刻化している日本でも同様の影響があるのか関心を集めそうだ。
コメント: ヒートアイランドは夏の暑い時期に注目されるが、都市部の気温上昇について言えば冬のほうが顕著に現れる。 「昔は氷やツララをよく見たのに、今は全然見なくなった」 というのが、まさにヒートアイランドである。
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