佐野いこいの森
投稿日時 2004-12-21 13:13:10 トピック: 《7.身近なまちの話題:足立区編》
| ニュースのカテゴリーとして、新しく「身近なまちの話題:足立区編」を追加しました。グリーンプロジェクトは「足元から地球環境を考えよう」をテーマに活動しておりますが、活動の拠点となる足立区のまちの情報を今後はこのカテゴリーから発信していきたいと思います。 足立区の東部、中川に接する佐野地区に「佐野いこいの森」があります。自然が豊かな公園なのですが、現在管理に困っているとのこと。 実際に行ってみると自然が豊かというか、うっそうとして薄暗くて気持ち悪い…。個人的にはこういう場所もあってもいいと思うのですが、子供づれの親子やお年寄りが立ち寄りたくなるような公園とはとてもいえません。原因は樹木の管理をしていないため、カシやタブなどの照葉樹林が成長してクヌギやナラなどの落葉樹が育たないことです。落葉樹ならこの時期葉を落とすので、森はもっと明るくなりますが、関東で森を放置すると、照葉樹林へとかわっていく(遷移といいます)のが通常とか。 もうひとつ気になったのが「シュロ」です。最近どの公園でもこのシュロをよく見かけるようになりました。いこいの森もシュロがあちらこちらで伸びて風通しを悪くしています。 佐野いこいの森が目指すべき姿のイメージは里山であるように思います。人が走り回る明るさや風通しのよい森づくりには、適度に人が手を加えることが不可欠です。来年から本格的に再生が始まるとのことですので、期待しています。 ▽リンク:佐野いこいの森 ▽リンク:シュロ(迫り来る別世界:井の頭公園の状況)
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