ヒートアイランド対策で基本方針――4府省連絡会議で決定
投稿日時 2003-4-4 7:55:10 トピック: 《2.GPニュース》
| 内閣官房および経産、国交、環境の3省からなるヒートアイランド対策関係府省連絡会議(第2回)が開催され、2003年度中に策定するヒートアイランド対策大綱(仮称)に関する基本的方針が決定した。 それによると、ヒートアイランド現象は長期的な対策を必要とするため、柔軟に対応しながら段階的に対策を強化し、また地球温暖化対策など関連分野との連携を強めたいとしている。そのほか、連絡会議の構成員の拡大・見直しも検討する。
コメント 「2030年夏、東京の気温が43度を超える」 この言葉の意味を本当に理解できる人がはたしてどれくらいいるのだろうか?樹木が枯れて砂漠化が進み、熱中症や脱水症状で病院に運ばれる人が急増し、エアコンの使用増加でエネルギー不足が慢性化する…。 そんなおそろしい未来が来るとして、それまで残された時間はわずか27年。 「転ばぬ先の杖」ならぬ「(気温が)上がらぬ先の対策」が必要だ。そのための先見性と決断力が、各レベルで求められている。
▽関連サイト:東北大学大学院工学研究科 齋藤研究室
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