京都議定書、いよいよ発効

投稿日時 2005-2-16 17:37:52
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


地球温暖化防止のため、主要国に温室効果ガスの削減を義務付けた京都議定書が、2月16日に発効した。これにより、日本は温室効果ガスの排出量を、2008年から2012年の間に、1990年比で6%削減する義務を負う。ただ、2003年度には90年度比8%増加しており、合計で14%の削減という厳しい国際公約となる。 政府は「京都議定書目標達成計画」を策定している。
コメント:
温暖化防止のための国際的な取り組みがいよいよスタートする。科学者によると温暖化防止のためには温室効果ガスを50〜70%削減する必要があるとの指摘もあり、温室効果ガス排出を抑えた持続可能な社会作りはまさにスタート地点にたったに過ぎない。経済優先をするアメリカの脱退や、温暖化のメカニズム自体が解明されていない中で効果を疑問視する声もあるが、今できる限りの対策を行うことで後世に禍根を残すことがないようにしたい。私たち市民一人ひとりが自然界との共存のための意識改革とそれにともなう行動を起すことが求められている。



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