京都議定書発効まであと2日

投稿日時 2005-2-14 20:04:30
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


2月14日、アフリカ大陸の砂漠化防止のための非政府組織(NGO)「グリーンベルト運動」を77年に設立して3000万本の木を植え、2004年のノーベル平和賞受賞者でケニアの環境学者ワンガリ・マータイさん(64)が来日した。1990年以来二度目の来日で、16日に国立京都国際会館(京都市)で開かれる地球温暖化防止のための京都議定書の発効記念行事に出席、基調講演を行うほか、愛知万博会場なども訪れる予定。
地球温暖化防止のため、温室効果ガスの排出削減目標を先進国に対して定めた「京都議定書」が16日発効する。1997年、京都市での気候変動枠組み条約第3回締約国会議(COP3)での採択から7年。発効によって目標は法的拘束力を持つ国際公約になる。政府は、現在の地球温暖化対策推進大綱に代わり、官公庁や企業、国民の役割を明確にした「京都議定書目標達成計画」を策定し、5月初めに正式決定する。議定書の対象期間は2008年から5年間。日本は同期間の温室効果ガス排出を1990年に比べて6%削減する厳しいことになる。 



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