ブナ・ミズナラの実が結ばない−林野庁が緊急調査結果を発表

投稿日時 2004-11-5 21:42:39
トピック: 《3.環境、気になるニュース》


 林野庁は、日本海側の各県でクマの目撃情報や人への危害が相次いでいることを受け、32府県・166地区の森林保護担当部局や森林組合職員などに対して緊急アンケート調査を行った。
 11月4日に発表された調査結果によると、ブナの結実は日本海側地域の約9割の地区で凶作、逆に太平洋側地域では凶作が約3割、平年並みが約4割。ミズナラについては日本海側地域の約8割、北陸3県では約9割の地区で凶作となり、太平洋側地域では凶作は約1割とのこと。
 原因は、台風による被害が最も顕著。また、日本海側地域ではブナ又はミズナラが凶作となった地区の9割強、北陸3県では全ての地区でクマの目撃件数が増加しているという。
▽リンク:林野庁「ブナ等の結実状況に関する緊急調査」(PDFファイル)



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