メダカやドジョウを増やすために〜国土交通省と農林水産省が魚類生息環境改善のための連携事業の手引きを作成

投稿日時 2004-5-3 18:16:19
トピック: 《5.がけ川ジャブジャブ大作戦ニュース》


 国土交通省と農林水産省は4月28日、メダカやドジョウ等の身近な水域に棲む魚類等の生息環境の改善に向けて、『身近な水域における魚類等の生息環境改善のための事業連携方策の手引き』を共同作成した。
 これまで魚類等の生息環境改善のための取組みは、農業では環境との調和に配慮した農業水路整備などを行い、一方河川管理では取水堰など河川横断施設の魚道整備を行う魚がのぼりやすい川づくりなどを行っていたが、双方の整備の優先順位の違いなどにより取組みが個々に進められる場合が多く、河川と水田・農業水路の両方の環境に生息する魚類等にとって良好な生息・生育環境が十分に整っていなかった。
この手引きでは、1.荒川上流(秋ヶ瀬・さいたま地区) 2.菊池川(鹿本・七城地区) 3.小貝川 をモデル河川として、連携事業における効果や事業調整のポイントなどを明らかにし、河川と水田・農業水路間の魚類等の生息環境の改善に向けた基本的考え方や目標設定、具体的改善手法、連携事業における課題等を整理している。(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040428press_8.pdf (PDFファイル)
http://www.maff.go.jp/www/press/cont/20040428press_8m.htm



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