70年前の東京に熱帯夜はなかった
投稿日時 2003-8-12 9:04:48 トピック: 《3.環境、気になるニュース》
| 環境省が7日にまとめた東京23区のヒートアイランド現象の分析結果によると、過去100年間で東京都心の気温は4度上昇。周辺都市の2倍の勢いで上がったことがわかった。 70年前と比べ、23区の7割を占めていた草地は4割弱に減り、水面面積も15%から8%にほぼ半減。建物面積は2.5倍、舗装面積は10倍に増える一方、海から都心の距離が遠くなって海風の恩恵が減った。 1930年には、夏の晴れ日に最低気温が25度を超える地点はなかった。しかし現在は6割以上の地点で25度を超える熱帯夜だ。
コメント 関西空港が経費節減のため、ロビー内の温度を26度から1度あげたところ、苦情が殺到したという。3度の気温上昇がもたらす生活環境の悪化と、対策にかかる費用を考えると目がくらむ。しかし、これからの25年で、ヒートアイランド現象は、推定気温43度へむけてさらに加速する。この深刻な事態への対応策は急務だ。
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