第7回−アルミ缶リサイクル隊長・Kさん
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| 第7回
| アルミ缶リサイクル隊長・Kさん 「不思議なネットワーク」
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いつの頃からかアルミ缶リサイクル隊長と呼ばれるようになったKさん。
毎週山のよう集めるアルミ缶は、組織の活動のをささえる重要な資金源になっている。
アルミ缶収集で得た資金で、昨年度エコプチに会議室兼講座用のビニールハウスを建設することが出来た。ハウスの名前を「Kハウス」にしようかと思ったが
「それじゃあムネオハウスになっちまうべ!」
ということで、結局「あきかんハウス」という名前に落ち着いた経緯がある。
ところでK隊長は、どうやってアルミ缶を収集しているのだろう?
体に障害をもつK隊長は、健康維持のために毎朝公園の散歩をしている。 アルミ缶収集を始めるようになると、自分の家で缶を集めるだけでなく、散歩仲間に声をかけてアルミ缶をもってくる協力を依頼した。 特筆すべきはそのネットワークの広さで、飲食店なども含め、様々なルートからアルミ缶が集まってくる。K隊長がいかに人望があり、信頼されているかが伺える。 K隊長はもともと人見知りが激しく、あまり社交的ではなかったが、組織運営になくてはならないポジションと、円卓で繰り広げられる開放的な交流に、少しずつ慣れはじめてきたようだ。 K隊長はけっして自分をひけらかしたりしないし、人に頼ることもない。えばることもないし、文句を言うこともない。 けれどもK隊長が陰日なたなく、愚痴もこぼさず、もくもくとアルミ缶を集めているのをみんなが知っている。 だからK隊長は、いつでも誰からも暖かく迎えられるのだろう。
不思議なネットワークが構築できた理由も、そんなところにあるのかもしれない。 「今週はどれくらいたまったかなあ?」 自らかしたノルマを、黙々と、生き生きと今日もこなしているそんな隊長に、みんなもついていくのが楽しい。
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日時 2006-11-26 18:01:07 環境コラム: エコプチな人々 この記事が掲載されているURL: http://www.greenproject.net/modules/wfsection/article.php?articleid=83
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