各地から活動についての問い合わせ
投稿日時 2005-6-9 17:10:27 トピック: 《5.がけ川ジャブジャブ大作戦ニュース》
| 「私の町の川をきれいにしたいがどうすればよいか?」 そのような問い合わせが、埼玉県、神奈川県などの近隣地域からいただくようになりました。 がけ川流域の活動が手本になりつつあることを実感させます。 ただ、手法にのみ目がいってしまうことも多く 「微生物による分解の効果や生態系への影響についてどうか?」 「空芯菜はどれくらいヘドロを減らすのか?」 といった技術的な質問が目立つことに戸惑いも感じています。 がけ川ジャブジャブ大作戦の特徴は、『人の意識が変わることが川に影響する』ことに着目している点であり、 「いかに地域を巻き込んだ活動を展開するか」 「自然の浄化構造を理解し、川の汚染原因をどう食い止めながら、自然の力を引き出していくか」 ということを大切にしています。住民や行政や自然との地道な話し合いが必要です。 住民参画を促す手法としてEM団子作りがあり、自然の力を引き出す手法として水門の開閉があります。目的はひとつですが、手法はいくつあっても良いし、活動の成長に伴って変わっていくこともあるのです。相乗的効果を引き出すためには、活動の継続性と同時に柔軟性も時には求められます。 「河川浄化活動に必要な流域民の意識改革」 という目標に、地域の様々な知恵や活力を用いて、アプローチしていただけるよう、お手伝いができればと思っています。
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