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GP流NPOマネジメント : VOL1.エコプチテラスを増やそう! | 投稿者 river-rat 投稿日時 2004-8-26 22:57:21 (2072 ヒット)
| | ヒロ ヒラタ エコプチテラス管理人。最近はボランティアが自立してやることがなく、もっぱら回転テーブルでお茶を飲んでいる。エコプチが縁で飼われたモカは、主人より餌をくれるスタッフになついているらしい。 |
足立グリーンプロジェクトは、ちいさな市民団体だ。住宅街に空き地があり、そこを開拓してしまおうという元気な住民がいて、「やっちまうか」という合図の元にバタバタと手足を動かし、ワハハ、オホホと笑いながらここまでやってきた。お金はないが、お金の要らない運営をしているので困らない。電気もない手作りの掘っ立て小屋を「事務所」とよび、家事を一切ほっぽって畑にきている近所のボランティアが、エコプチに「常駐」している。畑にはいつも誰かいるので話し相手には困らないし、季節ごとの野菜の収穫や土作など、いつもやることがあって、飽きることはない。空き地を開拓し、700坪の土地がほぼ整理し、土に依存した活動が定着した段階で、私たちの活動は「自己完結」している。 ただ、そこで終わらないのがグリーンプロジェクトの変わったところであり、面白いところであるところだと思う。 お金もない、人材もいない、でもアイディアとネットワークと実行力があれば、サンショウのように「小粒でぴりりと辛い」存在感を示すことができることを私たちは証明した。私たちは社会変革をもたらすような大それた政策提言力など持ち合わせてはいない。けれども小さな変化を具体化し、それをみんなと共有したいと思うオープン・マインドを持っている。こういった活動は、ちょっとがんばればできることだと思うし、できればその面白さにきっと「ハマる」だろう。 私たちが目指しているのは、足元から地球環境を考えるきっかけづくりである。足元はすべての人々にあるのだから、こういう活動はどんどん広がってほしいと思し、町中にエコプチ的人々が増えてほしいと思う。 「どうすればこういう場所をつくれますか?」 という質問をする人が時々いるのだが、これまでなかなか整理をして伝えることができずにいた。活動に共鳴し、自分もやってみたいという人に、その方法を伝えられないのは、なんとも残念なことだ。もっている情報やノウハウは共有すべきであると考え、現場で学んだことを少しずつ紹介していこうと思う。 グリーンプロジェクトのマネジメントノウハウは、現場で培ったものであり、他の例には使えないものもあるかもしれないがご容赦いただきたい。エコプチのような「遊び場」が都会にうじゃうじゃ繁殖してくれることを願って、マネジメントのコツをご紹介したい。
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