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 なんでもやってみよう! : 古代ロマン−葦舟を作ろう:その2
投稿者 river-rat 投稿日時 2004-9-13 18:40:47 (3539 ヒット)        印刷用ページ

リバーラット隊長
「これってどうなっているんだろう」「どうすればできるうだろう」という思いや好奇心を、リバーラット隊長が体ごとぶつかって確かめます。
▽グリーンプロジェクトKids!

6、紐で束を結び船体を作る
交互に紐を通して結んでいく。
ふたつのチョリソ(躯体)とコラソン(芯)を紐で結んでいきます。はじめは紐をきつく締めず、全体に通してしまいます。
仁さんも細かく紐の通し方を教えてくれます。下の結びを確認するために、鉄パイプを組んで、その上で作業。真ん中にある細いコラソンは、完成すると見えなくなってしまいます。
7、紐で縛り上げて、船体を形作る
もっとも大切な「縛り」の作業
交互に紐を通したら、真ん中から両側に向けて紐を縛り上げていきます。両方から綱引きの要領で、「よいしょ、よいしょ」と紐を引っ張ります。紐が緩んでしまうと、舟の浮力がなくなり、舟の耐久年数が短くなってしまいます。重要な作業です。
「それー、引っ張れー、よいしょ」両側から同時にロープを引っ張り、きつく締め上げていきます。 子供たちの体重で先端を折り曲げながら結んでいきます。きれいな流線型のかたちができました。
8、波よけをつくろう
波よけを作ろう
本体ができたら波除を作ります。コラソンを2つ作り、船体を結んだ紐の間を結んでいきます。
波よけのない状態。「これじゃ落っこちちゃうよ」
コラソンを紐で巻いていきます。
端を結んで完成。
9、海へ漕ぎ出そう
東京湾に舟を浮かべたよー
舟ができたらさっそく海に浮かべよう。自分の手でつくった乗り物に乗る体験って、なかなかできないです。この舟は葦舟プロジェクト37隻目だそうです。名前は「希望号」。
希望号がはじめて陽の光を浴びました。みんなでえっちらおっちら希望号を運びます。おそろしいほど重い!周りの視線を浴びながら希望号の行進。子供たちは自信に満ち溢れています。
「海の神様、風の神様〜」祈りの儀式。希望号の進水式。これだけの人数が乗ってもへっちゃらです。順番に舟に乗る乗組員たち。「船の上で昼寝は気持ちいいよ」
10、おまけ
卒業証書もらったよ
「ボート・カーペンター(船大工)」の証書をもらいました。自分の手で、乗り物をつくってとっても楽しかったです。
昼は科学館のラーメン。イースター島文化大使のテバさん。ご指導ありがとうございました。仁さんと記念撮影。お土産に葦を持って帰りました。

関連リンク:
船の科学館
http://www.funenokagakukan.or.jp/
カムナ葦舟プロジェクト
http://kamuna.net/


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