古代ロマン−葦舟をつくろう!


リバーラット隊長
「これってどうなっているんだろう」「どうすればできるうだろう」という思いや好奇心を、リバーラット隊長が体ごとぶつかって確かめます。
▽グリーンプロジェクトKids!

「葦で舟をつくる教室があるらしい」
インターネットで情報をゲットしたM兄弟と一緒に葦船作り体験教室に参加しました。自分の乗り物を自分でつくる。ロマンたっぷりの「葦舟つくっちゃおう」レポートです。
古代ロマン〜葦舟作り教室に参加しました。

葦で舟を作ろう
昔、川や海を移動する手段として、葦を使って舟をつくる民族が数多くいました。今回は船の科学館が主催する「葦舟作り体験教室」に参加して、実際に舟の作り方を体験しました。
葦舟づくりに参加したメンバー。今回使用する葦は、岩手県の北上川から持ってきたものです。葦の芯は空洞になっていてこれが浮力を生みます。冒険家の石川仁さんが講師。カムナ葦舟プロジェクト代表。
1、紐の結び方を学ぼう

紐の縛り方
葦舟をつくる材料は葦と紐だけ。紐の結び方は葦舟の出来を左右する重要な作業です。海に舟を出している途中でバラバラになってしまわないように、真剣に憶えましょう。
仁さんがやさしく説明。子供たちには「仁ちゃん」と親しまれていました。でも紐の結び方ってむずかしいんだよねー。見よう見まねでやってみます。
2、チョリソ(葦の束)をつくろう!その1

葦を放射状に重ねていきます
「オリャー!」と4mの葦を豪快に床に広げていきます。「何がはじまるんだろう」と興味津々の参加者。
手前を束ねたまま放射状に葦を広げてきます。
「こーんな感じで!」
手伝う参加者たち。少しずつずらしながら葦を重ねていきます。
3、チョリソ(葦の束)をつくろう!その2
葦を束ねる
ずらしながら葦を並べたら、まとめて紐で結わきます。すると真ん中がふくらんだ葦の束ができます。
紐で仮止め。
葦の束ができました。その長さ7m。ちょっと長すぎたかな?紐止めをする親子。手を切らないように軍手をしましょう。
4、チョリソ(葦の束)をつくろう!その3
チョリソ(躯体)とコラソン(芯)
ふたつの太い束:チョリソ(躯体)と真ん中の細い束:コラソン(芯)をつくり、鉄パイプの上に並べます。
いくつもつくったコラソン。コラソンをまとめて束ね、チョリソをつくります。コラソンを作る際、仮止めした紐をはずしてチョリソの完成。


日時 2004-9-13 18:40:27
環境コラム: なんでもやってみよう!
この記事が掲載されているURL: http://www.greenproject.net/modules/wfsection/article.php?articleid=61