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わごう : ファシリテーションってなに? | 投稿者 river-rat 投稿日時 2005-8-24 21:04:00 (1198 ヒット)
| | モモ ミニコミ紙『わごう』編集長 身の回りの出来事や、環境についてのミニコミ紙を発行している。仕事の合間を縫って、全国各地を取材。沖縄三味線・ウィンドウサーフィンなど趣味も多彩。 |
“ファシリテーション”という言葉を知っているだろうか? 知っている方はよく勉強されている。 「組織の力を最大限引き出し、スムーズに問題解決する技術」 これではとても概念的すぎるだろうか? 例えば、本をつくるとしよう。そこには編集者・著者・デザイナー・カメラマンなどプロが集まって物事を遂行する。そのチームのメンバーの持ち味を引き出しながら、うまくことが運ぶようにすることがファシリテーションの技術である。 その基本は、「よく話し合うこと」だ。要するにコミュニケーションだ。 ファシリテーションを提唱する堀公俊氏とはよく連絡をとっている。彼は山歩きの本も書くなど、環境問題に大いに関心をもっている。ある著書のおわりにで、 「人の心が荒むから自然が荒廃する、自然が荒れるから人の心も荒むという悪循環を生む。我々はもう一度、自分の存在と他者へのかかわりを深く見つめ、分断された個人をつなぎ直さなければならない。それが私たち人類に求められていることだ」と語っていた。 環境問題は関係性の問題ということを過去のコラムで書いた。そう、メンバーのいいところを引き出し、関係性をつなぎ合わせるファシリテーションは重要なカギを握っている、と思う。
あなたは、自己主張するあまり、 相手のいいところを摘んでしまっていませんか? |
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